スペイン
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バルセロナ

バルセロナ  スペイン第二の都市バルセロナ(Barcelona、人口170万人、カタルーニャ州の州都)は、紀元前6世紀頃ギリシャ系フォセオ人により築かれたとされ、のちのカルタゴ、ローマの植民地時代を経て、地中海貿易の拠点として大いに発展してきました。 カタルーニャ自治州政府が置かれる州都で、19世紀後半からの工業化により目覚しい経済発展を遂げ、今日ではスペイン一の商工業地域となっています。1888年と1929年の万博、1992年のオリンピックを契機にこの都市の豊かな経済力や進んだ都市計画が世界的に知られるようになりました。カタルーニャでは、「スペイン人である前にカタルーニャ人である」と言われる程、地方色が強く、独自の歴史、文化、習慣、言語をもっています。地元同士の会話は一般的にカタルーニャ語で、表示や看板の多くはカタルーニャ語とスペイン語(カステリャーノ)で併記されています。
 13~15世紀のゴシック建築が多く保存されている旧市街「ゴシック地区」、都市計画で区画され直線道路が碁盤目状に走る新市街は「レシャンプレ」と呼ばれています。バルセロナを筆頭にカタルーニャ州では古くから芸術活動が盛んで、ガウディに代表されるモデルニスム芸術誕生の地としても知られています。美術館・博物館の数は70を超え、身近な街角でもピカソやミロなどの作品を目にすることが出来ます。
 
バルセロナ地図
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バルセロナ気温
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降雨量(mm)412942495942206185915851
降水日数(日)656776366866
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バルセロナの観光名所

 ゴシック地区(BARRIO GOTICO):多くのゴシック様式建築が残されていることからこの名前が付けられました。歴史的建造物の宝庫とも言われるこの地区は、ローマ時代は城壁に囲まれていました。現在も当時の名残の遺跡を目にすることが出来ます。狭く入り組んだ路地が続くこの一帯は、中世の佇まいをそのまま今日に伝えています。
 
バルセロナ大聖堂  バルセロナ大聖堂(CATEDRAL):13世紀末に建築が開始され、15世紀にほとんど出来上がり、正面ファサードだけがようやく19世紀に完成しました。内部はカタルーニャ・ゴシック様式でまとめられ、中央祭壇下にはバルセロナの守護聖母サンタ・エウラリアが眠る白い大理石の墓があります。カテドラルの中庭は、裏の路地から直接出入りできる気軽さも手伝って、バルセロナ人に親しまれています。土曜夕方と日曜正午、カテドラル前広場に集まった人々はカタルーニャの民族舞踊「サルダーナ」を踊ります。輪になって踊るこのサルダーナには誰でも参加することが出来ます。
 
 王の広場(PLAZA DEL REY):ゴシック地区の中心に位置する王の広場は均衡のとれた美しい広場です。周囲にはサンタ・アガタ礼拝堂、バルセロナ歴史博物館が建っています。 この広場は旧王宮(PALAU REIAL MAJOR)の一部にあたります。旧王宮で最も目を引くのが、6つの半円アーチが特徴的な「ティネルの間」(SALON DEL TINELL)です。今では展示会などに使用されているこの大広間は、歴史エピソードが多く、コロンブスがアメリカ大陸発見し帰国した際、カトリック両国はここで彼の労をねぎらったと言われています。
 
 市庁舎(AYUNTAMIENTO):サン・ジャウメ広場前に建つ市庁舎は「百人広間」(SALON DE CIENTO)とセルトのフレスコ画で名高い「クロニカスの間」(SALON DE LAS CRONICAS)が見所です。この1階にはバルセロナ観光案内所があります。
 
 自治統領館(PALAU DE LA GENERALITAT):カタルーニャ自治州政府が置かれるこの建物は15-16世紀のゴシック様式建築。サン・ジョルディ礼拝堂(CAPILLA DE SAN JORGE)と静かなオレンジの中庭(PATIO DE LOS NARANJOS)は必見です。ここの中庭は4月23日の「サン・ジョルディの日」にはバラ祭りで賑わいます。
 
 (PUERTO):ランブラス通りをカタルーニャ広場から港へ下りてくるとプエルタ・デ・ラ・パス広場(PLAZA PUERTA DE LA PAZ)に着きます。広場には高さ50メートルの柱に立つコロンブスの像があり、像の足もとの展望台へはエレベーターで登れます。また、広場横には現在海洋博物館(MUSEO MARITIMO)となっている中世のカタルーニャ・ゴシック様式の旧造船所があります。
 
 シウダデラ公園(PARQUE CIUDADELLA):1888年のバルセロナ万国博覧会の会場になった市内最大の公園です。園内には動物園や近代美術館(MUSEO DE ARTE MODERNO)もあります。また、長い間バルセロナのシンボルの一つだった「傘をさす婦人像」(LA DAMA DEL PARAGUAS)、最近のものではタピエスによる「ピカソに捧ぐモニュメント」(MONUMENTO A PICASSO)があります。
 
モンジュイック  モンジュイック(MONTJUIC):モンジュイックの丘全体は1929年の万国博覧会を期に開発が進められ、1992年のバルセロナオリンピックの会場ともなった場所です。218ヘクタールに及ぶ広い敷地には国際見本市会場や美術館(カタルーニャ美術館、ミロ美術館)、スポーツ施設(オリンピックスタジアム等)があります。

美術館

 ピカソ美術館(MUSEO PICASSO):中世の貴族の館が建ち並ぶモンカダ通り(CALLE DE MONTCADA)にピカソ美術館があります。この建物も15世紀の邸宅アギラール邸を利用したもので、パティオ(中庭)や内階段、装飾窓が特徴的です。この美術館にはピカソの幼少時代のものから2回目のバルセロナ滞在(1901-1904年)までの作品が所蔵されています。1917年ディアギレフ・ロシア・バレエ団との共同制作作品や、ベラスケスの作品に着想を得たラス・メニーナス(女官たち)シリーズ44点は見事です。
 
 カタルーニャ美術館(MUSEU NACIONAL D'ART DE CATALUNYA):1929年の万国博覧会会場として建設された建物です。この美術館はロマネスク・ゴシック美術の宝庫で、中でも素晴らしいのがピレネー山麓に点在するロマネスク教会の壁画です。世界遺産にも指定されているタウールのサン・クレメンテ教会の「全能者キリスト」の本物の壁画が展示されています。
 
ミロ美術館  ミロ美術館(FUNDACIO JOAN MIRO):バラエティーに富むミロ自身の作品の他、1937年のパリ国際展示会のアレクサンダー・カルデール作「マーキュリーの泉」など、近代芸術家の作品が展示されています。新進芸術家の作品展もしばしば開催。屋外の「彫刻の庭」にある作品も見逃せません。

ガウディの建築

 カタルーニャ・モデルニスモの旗手、アントニ・ガウディ(1852-1926)の建築は、グエル邸を除いては全てバルセロナ新市街に位置しています。
 
聖家族教会  聖家族教会=サグラダ・ファミリア(EL TEMPLO EXPIATORIO DE LA SAGRADA FAMILIA):1882年にフランシスコ・デ・ビヤールがネオ・ゴシック様式で建築に着手、9年後の1891年からガウディが責任者として引き継ぎ、彼の没後も未だに建設中の教会です。完成に必要な年月は後100年とも200年とも言われています。現段階では3つのファサードが完成しており、東は「キリストの生誕」、西は「キリストの受難とその死」、そして一番大きな南のファサードが「キリストの栄光」を示しています。各ファサードの鐘楼は12使徒に捧げられ高さは100mを越えます。この鐘楼へは階段またはエレベーターで昇ることができ、上からはバルセロナの旧市街を見下せる展望台になっています。ここは贖罪寺院のため、建設当初から建設資金は寄付やお布施のみで賄われています。
 
グエル公園  グエル公園(PARQUE GUELL):ユネスコの世界遺産に認定されたグエル公園はガウディのオリジナリティを如何なく発揮した公園で、波打つようなセラミック・ベンチの広場や「百柱広間」(SALA DE CIEN COLUMNAS)へ続く階段からは、ガウディの自由な発想力が感じられます。
 
ミラ邸  ミラ邸(CASA MILA):別名「ラ・ペドレラ」(石切り場)とも呼ばれるこの建物は、曲線が強調されたこの建物自体が抽象彫刻作品とも言える建築で、ガウディの代表的建築物の一つとなっています。現在はカイシャ・デ・カタルーニャ財団所有になっていますが、内部の二つのパティオ(内庭)と、煙突と通気孔がユニークなデザインの屋上が一般開放されています。1984年ユネスコの世界遺産に認定。
 
バトリョ邸  バトリョ邸(CASA BATLLO):1904年から1906年にガウディが改装を手がけた住居建築。波を連想させるファサードに埋め込まれたタイル・ガラス、人骨のような形のバルコニー、またウロコのような屋根が特徴で、ガウディの円熟期を代表する作品です。バトリョ邸一角は隣接するリェオ・モレラ邸、アマトリェール邸と共にひときわ目立つそのデザインから「不調和のブロック」(Manzana de la Discordia)と言われています。
 
その他のガウディの作品には「グエル邸」、「ビセンス邸」、「カルベット邸」などがあります。
 

 

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