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グラナダ


グラナダ  神秘な美しさをたたえ、数々の伝説を生んだアルハンブラ。過ぎ去りし栄光の象徴。夢のような華やかな王侯生活。それらを今にとどめる魅惑の世界がグラナダにはあります。純粋なアラブ文化の名残りが長い年月を経てなお美しく感動を呼びます。
 グラナダ(Granada)は、スペイン南部のアンダルシア州 グラナダ県に位置する人口約25万人の都市です。グラナダの名前が歴史に登場するのは、アラブ人がスペイン南部に侵略後300年程過ぎてからで、コルドバのオメヤ王国が崩壊し、13世紀からほぼ2世紀、グラナダ王国はアラブの拠点となっていました。フェルナンドとイサベル両王が率いるキリスト教徒軍はグラナダを包囲し、ついに1492年、アルハンブラの無血開城に成功しました。
 グラナダはシェラネバタ山脈のふもとに広がる「ベガ」と呼ぶ沃野をかかえた、スペインでは珍しく水に恵まれた潤いのある町です。グラナダ県の県庁所在地となっています。
 
グラナダのホテル

グラナダの観光名所:

 アルハンブラ宮殿(La Alhambra Palace):「赤い丘」と呼ばれる高台に建つ、スペイン・イスラム芸術の枠を集めた華麗な宮殿は、ありし日の華々しさを今に伝えています。宮殿は大きく四つの部分からなっています。王宮、カルロス5世宮殿、アルカサバ、ヘネラリフェです。
 
 グラナダ大聖堂16世紀に完成したゴシック-ルネッサンス式の建物。大寺院の中央礼拝堂の祭壇は黄金色のきらびやかなもので、上部の聖母マリアをテーマにしたステンドグラスが鮮やかです。スペイン統一を果たしたフェルナンドとイサベル両カトリック王が膝付き祈る像があります。
 
 王室礼拝堂:大聖堂のすぐ横。カトリック両王の墓所として、孫にあたるカルロス5世が完成させました。中央の壮麗な鉄格子の中には、大理石彫刻の墓が二対あり、右側の大きい方がカトリック両王、左側が、その娘夫婦フアナとフェリペのものです。遺骸は、狭い階段を下りた質素な地下室にあり、鉛の棺が4つ並んでいます。
 
 カルトゥハ修道院:内部の白と金色を基調にした非常に仔細なバロック装飾が見物です。
 
アルバイシン地区  アルバイシン地区(Albayzin):アルハンブラ宮殿の北側、ダロ川を隔てた丘がアルバイシンです。アルハンブラが出来るまでは、グラナダ王はこの丘の上にあった城に住んでいました。回教徒の家が密集していた地域で、今でも迷路のようなアラブの古い町並みが当時をしのばせます。サン・ニコラス教会の広場からはアルハンブラ宮殿の美しい全景が眺められます。特に夕日を浴びた宮殿は、その名が示すごとく赤く染まり強烈な印象を与えます。
 
 グアディクス:崖を利用して横穴を掘って作った住居がこの町の特徴です。外観はあまり見栄えがしませんが、内部は驚くほどきれいで、室内装飾が個性的です。
 
街角 猫 白い家

グラナダ地図

グラナダ地図、右下の「+ / -」で地図の拡大縮小が出来ます。
 
スペイン(イベリア半島)におけるグラナダの位置
グラナダ地図

グラナダ気温と天気

グラナダ気温
月別1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
平均最高気温(℃)121417202330343329231712
平均最低気温(℃)235710151717151063
降水量(mm)2737363728260162478899
年間気温15.6度、年間最高気温22度、年間最低気温9.2度、年間降水量488ミリメートル
 
 

 
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