スペイン
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セゴビア

 セゴビア(Segovia)は、スペイン中央部にあるカスティーリャ・レオン州のセゴビア県の県都となっている人口は5万5千人の都市です。古代ローマ時代すでに都市として栄えていたところで、その名残りは、ほぼ完全に保存されている水道橋に見ることができます。アラブ時代に入ると、織物が盛んな町としてセゴビアの名は全国に知られるようになりました。しかし、なんといっても、15世紀がセゴビアの黄金時代といえるでしょう。それは、イサベル・ラ・カトリカ女王が活躍した時代ですし、彼女は、ここで載冠式をあげています。海抜1000メートルの高原にあり、緑が多く起伏のある美しい町です。背後にグアダラマ山脈をひかえ、エレスマ川とクラモレス川にはさまれた部分は、遠くから眺めるとまるで船のようだといわれます。仮にセゴビア城(アルカーサル)を船首にみたてると、船尾はローマの水道橋あたりだというわけです。
 
セゴビアのホテル
 
 ローマ水道橋:2千年もの昔、ローマ人がつくった水道橋がもとのままの姿で残っています。長さ728メートル、高さは、地形の関係からアソゲホ広場を横断する一番高い所で29メートルあります。セメントは使わず、花崗岩をつみ重ねただけのローマの土木技術はすばらしいものですが、その下を今では、大型トラックや車が自在に行き来しているのですから驚かされます。
 
 セゴビア城:小高い丘になっている町の先端にこの城は美しいシルエットを見せています。ディズニーは、この「いかにも城らしい城」をすっかり気に人リ、映画「白雪姫」のモデルに使ったといわれています。すでに11世紀末にあった城跡に、14世紀に入って、カスティーヤ王・エンリケ2世が再建しました。歴代のカスティーヤ王の居城として、また、スペイン議会の前身である「コルテス」の舞台としても歴史に残っていますし、1474年には、イサベル・ラ・カトリカ女王がここで即位しています。開館時間:10:00〜19:00(冬18:00まで)城内の展示品には、中世の家具や武器、フランドルのタペストリーなどがあげられます。城からの眺望はすばらしく、セゴビア市内はもとより、エレスマ川の向こうにはカスティーヤの高原がどこまでも続いています。
 
 カテドラル:スペインのゴシック様式としては最後のもので16世紀にできました。すらりとして気品のある外観から「カテドラルの貴婦人」と呼び親しまれています。内部には、16世紀の名彫刻家フアン・デ・フニやグレゴリオ・フェルナンデスの作品がありますが、非常に写実的で、たとえば、十字架にかけられたキリストの体から血がしたたリ落ちている彫刻などが目をひきます。ステンドグラスは17世紀のもので、重厚な美しさをみせてくれます。
 
 エル・パラル修道院:セゴビア市のわきを流れるエレスマ川を渡った向こう側に、ひろびろとしたカスティーヤ高原を背に建っています。伝統的にへロニモ会の修道院として15世紀から使われています。1914年には、国の特別遺跡に指定されました。
 

 

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